2017.03.02

ジャムに恋する2日間    
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ジャムの日という記念日をご存知ですか?実は小諸にゆかりのある記念日なんです。

ジャムの歴史は、紀元前まで遡ると言われていますが、日本国内で産業としてジャムづくりが発展したのは、明治時代になってからのことです。宮内庁の記録では、いまから約120年前の明治43(1910)年4月20日に北佐久郡旧三岡村で製造された苺ジャムが明治天皇へ献上された記録が残っていました。
そこで、「日本ジャム工業組合(東京・千代田区)」は、この頃にジャム産業の礎が築かれたと考えられることから、4月20日をジャムの日と定めました。

さて、この記念日を前に、ゆかりの地小諸で「ジャムに恋する2日間」と題して小諸市と日本ジャム工業組合はイベントを計画しました。
1日目には、小諸とジャムのつながりをご紹介する講演会と小諸の音楽会(定員150名)を、2日目には親子ジャムでお絵かき体験会(計3回 各10組20名)を予定しています。

■主な内容
4月8日  小諸とジャムにまつわる講演会/小諸音楽会(コールフローラ小諸、県立小諸高等学校)
4月9日  親子ジャムでお絵かき体験会(参加費:無料)  ①10-12時、②13-15時、③15-17時
      全国のジャムの展示・販売
      (アヲハタ(株)、 ㈱スドージャム 、ソントンホールディングス㈱、 ㈱明治屋、
       タカ食品工業㈱、寿高原食品㈱、㈱沢屋)
      ※小諸市内の事業者の方で、ジャムの展示販売をされる方を募集しています。
       希望される方はお気軽に小諸市農林課まで。

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つづいて、少し昔話を

いまでは、お米、高原野菜、果物などあらゆる農産物をつくるのに適した気候の小諸市。
明治時代、北佐久地域はたびたび冷害にあうなど、農村生活は厳しい状況でした。そんな中、地域の特徴を活かした農作物づくりを模索し、桃と苺栽培を普及させた人がいました。

その人の名は「塩川伊一郎」。

今では、国や県、JAなど栽培指導をしていただける機関がありますが、当時は、桃の栽培は農家にとっては初めての取組みで試行錯誤の連続。桃栗三年と言われますが、何とか実をつけた桃は高値で取引されましたが、傷みやすいため徐々に買いたたかれ価格は下がっていきました。そこで、桃の加工を思いつきますが、ノウハウがありません。そんな時、指導にあたったのは、小諸義塾を立ち上げた「木村熊二」先生でした。さまざまな困難を乗り越えて、桃の缶詰づくりに成功する裏で、塩川氏は苺栽培の普及とジャムづくりも行いました。

この続きは、4/8(土)のイベントの中でお話ししたいと思います。


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