2016.08.22

今も生きる人生と文学~藤村忌    
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今日、8月22日は文豪・島崎藤村の命日です。

藤村とゆかりの深い小諸市では、毎年8月22日に、藤村文学を愛好される方々が小諸城址 懐古園の中にある「藤村記念館」前に集い、歌や花を捧げてその遺徳を偲びます。

島崎藤村は、1899年(明治32年)4月に小諸義塾に赴任しました。その後、6年余の小諸での歳月の間に、『小諸なる古城のほとり』、『千曲川のスケッチ』、『旧主人』、『藁草履』、『翁』などに取り組みます。小諸での生活を経て、藤村は本格的に詩から小説へと転向し、『破壊』をはじめとする多くの優れた作品を世に生み出し、日本の自然主義文学の大家の一人となっていきます。

今日開催された「第74回 藤村忌」は、あいにくの天候のため、「藤村記念館」前から「さわやかふれあい館」へと場所を移して実施されました。多くの人が集い、小諸市長さんの献辞、講和「藤村の労働観・農民観と文学~小諸時代」(神田 重幸さん/東洋大学名誉教授)、「千曲川旅情の歌~小諸なる古城のほとり」「初恋」などの楽器演奏や合唱や献花などが行われました。島崎藤村の人生や文学が今でもたくさんの方々の心に鮮やかに息づいていることを感じました。

小諸の「藤村記念館」には、藤村文学を懐かしみ、また、憧れて日本全国から訪れる人が後を絶ちません。また、市内の至るところに、藤村の、小諸時代の生活に触れることができる場所があります。

8月末の小諸はすっかり涼しくなり、読書の秋、の気配です。
藤村の文学作品を片手に、小諸の町をぶらり歩いてみてください。

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小諸市と藤村の関わりについては、小諸市のウェブサイト↓↓↓でもお読みいただけます。
http://www.city.komoro.lg.jp/institution/2014032100360/

藤村作品は青空文庫でダウンロードして読むことができます↓↓↓。
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person158.html


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